ワインdiary - 塩気で回復する「のどごし」のうまさ

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塩気で回復する「のどごし」のうまさ


〜1杯目のビールが格別おいしいのには理由があります〜

ある大学の歯学部助教授によると、喉にある味蕾(みらい)がカギを握っている。 味を感じる味蕾が舌以外にあるのは意外だったが、全部で約8,000個ある味蕾の約4分の1が咽頭とさらにその奥の喉頭にあるらしい。
舌の味蕾が甘さや辛さなどの味を電気刺激に変えて脳に伝えるのに対し、のどの味蕾の周りの神経は水分やアルコールが触れたときの刺激を伝えることが、ウサギを使った実験結果からわかった。そしてそれは、ヒトがビールを飲んだときののどごしのうまさにも関係するという。
ウサギののどに新鮮なビールを流して神経の信号を調べると、最初に鋭い反応が出て、その後ゆるやかな反応がしばらく続くらしい。だから気の抜けたビールでは最初の反応が鈍いし、新鮮なビールであっても何度も流すと反応は鈍くなる。
と、ここで「塩気」の登場だ。
その、鈍くなったのどに濃いめの食塩水を流したところ、反応が元に戻ったというから驚きだ。

塩気のあるつまみを食べるとビールがすすむと、お酒を飲む人はよくいうが、自宅で作る酒の肴など外食も含めて酒類といっしょにする食事(料理)というのは味が濃いなぁと感じることがあるが、それはこうした理由からなのかもしれない。

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