ワインdiary

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ルッカレッリ・プリミティーヴォ・ディ・マンデュリア 2003

イタリアでワインってうと、水の代わりのごとく頻繁に(というか一般的に)飲まれてるイメージがあるから、カジュアルな感じなのかなぁと思ったら、そうでもなくて、けっこう上品な飲み口なのに驚く。

このワインは、葡萄の味が濃くて…ちょうど、そう、ジュースの“ウェルチ”、あれのグレープ味のような濃さで、それにアルコールが加わったような感じで、ジワッとくるおいしさがたまらない。 葡萄の樹の樹齢は約60年らしいんだけど、それぐらいの古木から穫れる少量の葡萄を使って作られているのがこのワイン。 赤でフルボディながら苦みや渋みは感じず、若いワインなのに、引き立つ香りと、甘みと酸味のバランスが絶妙。ボトルが通常の750mlのものよりも重たいので、見た目からしてボリューム感がただよう。

ワイン:ルッカレッリ・プリミティーヴォ・ディ・マンデュリア 2003
タイプ:フルボディ、赤
産地:イタリア
葡萄品種:プリミティーヴォ

ヴィラ・マイヨー1998

珍しいラベル(コルクも同柄)のフランスワイン。イタリアンのお店でフランスワインを頂くのは今回がはじめて。1998年の作で、今がちょうど飲み頃とのこと。 重た過ぎず、渋過ぎず、甘過ぎずで、そつなくおいしいんだけど、わたし的には何か物足りなさが残る。それは多分ジューシーさ。このワインには、何というか果実味が少ないような気がする。だから、ちょっぴり甘めでフルーティーな濃さのあるワインを飲みたい時には少し物足りない感じがするのかも。 だけど、料理にはよく合っておいしかった。よく、「魚料理には白ワイン」というけれど、魚だって肉だって、飲みたいお酒と一緒に食べるのが一番だと思う。

ワイン:VILLA MAJOR ヴィラ・マイヨー1998
タイプ:フルボディ、赤
産地:フランス、コトー・デュ・ラングドック
等級:A.O.C.


IL CARBONAIONE 2001

最近、やっと日本に入ってくるようになったイタリアワイン。これを作ってるメーカーはこのワインしか作らないんだそうで、それだけにこのワインに注ぐ情熱というものがうかがえる。

ワインは、この可愛い感じのラベルから受けるイメージほどやわらかくなく、むしろ力強くパンチのある味わい。 栓を抜いてすぐは、まだ少しトゲを感じる飲み口なんだけど、時間をおくほどにまろやかさを増し、口のなかにフルーティな香りとジューシー感が広がる。

ワイン:IL CARBONAIONE 2001
タイプ:フルボディ、赤
産地:イタリア


塩気で回復する「のどごし」のうまさ


〜1杯目のビールが格別おいしいのには理由があります〜

ある大学の歯学部助教授によると、喉にある味蕾(みらい)がカギを握っている。 味を感じる味蕾が舌以外にあるのは意外だったが、全部で約8,000個ある味蕾の約4分の1が咽頭とさらにその奥の喉頭にあるらしい。
舌の味蕾が甘さや辛さなどの味を電気刺激に変えて脳に伝えるのに対し、のどの味蕾の周りの神経は水分やアルコールが触れたときの刺激を伝えることが、ウサギを使った実験結果からわかった。そしてそれは、ヒトがビールを飲んだときののどごしのうまさにも関係するという。
ウサギののどに新鮮なビールを流して神経の信号を調べると、最初に鋭い反応が出て、その後ゆるやかな反応がしばらく続くらしい。だから気の抜けたビールでは最初の反応が鈍いし、新鮮なビールであっても何度も流すと反応は鈍くなる。
と、ここで「塩気」の登場だ。
その、鈍くなったのどに濃いめの食塩水を流したところ、反応が元に戻ったというから驚きだ。

塩気のあるつまみを食べるとビールがすすむと、お酒を飲む人はよくいうが、自宅で作る酒の肴など外食も含めて酒類といっしょにする食事(料理)というのは味が濃いなぁと感じることがあるが、それはこうした理由からなのかもしれない。

ロマネコンティが高いわけ

ロマネコンティのワインが高価なのは、小さな畑からつくるので少量しか生産できないからということもあるが、サントリーなどに卸すときに、それ(ロマネコンティ)単独ではなく必ず他のものもセットにして買わせているからだという。
だからロマネコンティを仕入れるためには、何千のも他の製品と抱き合わせで買わなくてはいけない。で、トータルでいくら、という具合に買って、その買ったワインに値を付けていくのだそうだ。
抱き合わせで買ったほかのワインに少し上乗せして値段をつければ、ロマネコンティがここまで高くなることはないんだろうけど、もともと安価なワインに法外な値段をつけるわけにはいかないので、結局ロマネコンティが高くなってしまう。

ソムリエと呼ばれる人たちはスゴイ。
確かに 1,000円の商品を売るためには1,000円分の知識があれば十分だが、1,000円分の知識で10,000円の商品は売れない。し、売るべきではないだろう。
高価なワインになるほど、客はそのワインのことやワインについての雑学みたいなものを知りたがる。ソムリエは、客のその欲望も満たすことができなければ務まらない。

勿論、大変なのはソムリエに限らない。あらゆる仕事、商売、家事など、働く人たちはそれぞれにみな大変で、その職種職種での苦労がある。

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