ロートシルトのワインの中で、ムートンというのは比較的高価。だからというわけではないが、口当たりなどのエレガントさが逸脱している。デカンタに移すと、飲み進むほどに、更に味わい深くなってくる。
2000年という年は、ワインを作るぶどうにとって、雨量や日照条件などが最高だったといわれている。その年のワインだけあって、香り高くコク深い。まったりし過ぎず味わい深い。
例年、このワインのラベルは画家に依頼して描かせているそうだが、この2000年ヴィンテージものは、ラベルは貼られず、羊の絵柄が瓶に直接刻印されている。その瓶も、750mlなのだが、通常の750mlのボトルよりも少し大きめでその分重く、そういった意味でも貫禄がある。
ワイン:Chateau Mouton Rothschild シャトー・ムートン・ロートシルト2000
タイプ:フルボディ、赤
産地:フランス