四国・徳島に行ったときに、足をのばして“うだつの町並み”へ行ってきた。
この町並みは「うだつが上がらない」って言葉の語源がある場所で、写真のような壁(うだつ)が上がっている家々の並ぶ重要伝統的建造物群保存地区だ(昭和63年12月選定)。
うだつ(卯建)とは、写真のような、妻壁の横に張り出した袖壁のことをいい、もともとは火よけ壁で防火の役目をするものだったという。
火よけ壁というと、どの家にも平均的にありそうな気がするけど、これを造るのには思いのほかお金がかかったそうで、貧しい家では造ることができなかったらしく、逆に富裕な家ではこの卯建をあげた立派な家を造るようになったといわれている。
もともとは防火壁だったものが、時の流れとともに装飾壁よろしく富の象徴となっていき、富のないものには卯建が上げられないことから、ことわざ事典にもあるように、ぐずぐずしていて一向に出世のできないことを「うだつが上がらない」というようになったんだそうだ。
言葉の由来も興味深いけど、当時のまま残っている建物を見て歩くのも楽しくて♪
町並み自体はさほど大きくないけど、中には、建物の内部を見学できるようになっている家もあって、当時の病院の風景や昔の冷蔵庫や玩具があったりして、ちょうどその冷蔵庫や玩具等を知ってる世代のわたしたちにはなつかしくもあり、“田舎”を彷彿させるひとときだった。

