株式市場でも、人々の記憶の中でも、既に過去のものとなっている“ライブドア”と“ライブドア事件”。
“時代の寵児(ちょうじ)”といわれたライブドア前社長の堀江貴文被告が事件を主導したと主張する検察側の求刑4年に対して、今日、堀江被告に下されたのは、懲役2年6ヶ月という異例ともいうべき重い判決だった。初公判から実に193日に渡る攻防の末に出された結果である。
全面的に無罪を主張してきた堀江被告だったが、ここへきて宮内被告らとの共謀を認め、自社株売却の仕組みについても認識していたとの見解を示した。
53億円ともいわれる多額の粉飾決済等、証券取引法違反の罪に問われていた堀江被告は、昨年1月に逮捕され、東京拘置所に身柄を移された。その後、保釈されてからのテレビ局による取材(写真撮影のみOKとのことで実施された或るテレビ局の単独取材=今朝の番組内で放送されていたもの)で、「株主に対してはどう思っているか」の問いに対して、「賠償責任はないと思っていますから。それ以上何かあります?」等と答えていた。
判決を聞いた街の人の声もさまざま。迷惑をかけたのだから当然という人もいれば、彼はそんなに悪いことをしたとは思わないという人も。けれど、この事件で、生活が困難になったり自己破産を余儀なくされた株主もいることを考えると、有罪判決は然るべきもののようにも思える。検察側は、こうした株主たちを被害者と位置づけていたわけだが、その株主たちに対して、堀江被告からは謝罪の言葉はなかったという。このあたりのことも裁判官は考慮したのではないかといわれている。
この判決をうけ、堀江被告は保釈の効力を失うため、閉廷後、直ちに勾留されることになると思われる。その後、控訴(この実刑判決には納得がいかないようで、弁護側は直ちに控訴=即日控訴している)と保釈の手続きを行い、数時間ほどで保釈されるのではないかとの見方も出されている。
その後───
本日午後4時前頃、堀江被告の再保釈が決定。保釈保証金は5億円。(昨年4月の保釈時に払った3億円が返ってくるので、それに2億円を合わせて5億円払ったとのこと。)
また、3月22日には、ライブドア元取締役の宮内亮治被告に、「刑事事件としては堀江被告に準ずるものだ」として懲役1年8ヶ月の有罪判決が下っている。他の幹部(熊谷被告ら)には執行猶予が付いた。

■hidekichi ... 2007/03/17(土)03:40 [編集・削除]
おさがわせ男、実際にかなりの迷惑を被った人たちがいる訳だから実刑判決は妥当だと思われます。
もちろん欲をかいて結果的に損をした人たちもどうかとは思いますが...