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ツバメがうちにも!

くもり

ツバメは、春になると南方から渡ってきて、建物や橋などに巣をつくり子育てをして、秋にまた南方へ渡って行くと聞く。そのツバメが、今建築中の家のガレージ(シャッターを取り付ける予定のところ)に巣を作っている。
ツバメの巣作りは大歓迎なんだけど、作った場所が…ここに作られるとシャッターが取り付けられないよぉ…
うれしいやら悲しいやらでツバメの巣を見ていると、近所の奥さんが、「ツバメが巣を作る家は良いんですって♪」と声をかけて下さった。「巣作りするところはいくらでもあるのに、わざわざここを選んで作ってるんだもの。」と。そう言っていただけると何だかうれしい。

ツバメにしてみれば、卵やひなを襲うヘビやカラス等が近づけないように、いわば防衛の策として人通りの多いところに巣を作るんだろうけど、そうして人通りの多いところに巣が作られることから、ツバメが巣を作るとその家は繁盛する=ツバメの巣は縁起がいい、というふうに言われるようになったんだそうだ。…でもワンちゃんのいる家には巣を作らないとも聞くから、次からうちへ来ることもないのかも…と思うとちょっと残念な気も。

ツバメは、早ければ5月中に(通常は6月中が多いらしいが)、遅い場合(2回目の子育て)でも7月中〜8月初め(9月頃の例もあるとのこと)には巣立つんだそうだ(それ以後の巣立ちだと南方に帰れなくなってしまうから)。シャッターは、ツバメたちが巣立った後(冬期のうちに、春になって営巣をはじめる前に)、空の巣を撤去して取り付けようということに。

ところで、食材になるツバメの巣(燕の巣、漢名:燕窩)は、アナツバメ類(ジャワアナツバメなど数種)の巣で、中華料理(広東料理)の高級食材なんだそうだ。独特のゼリー状の食感が特徴であり、スープの具やデザートの素材や飾り付けとして用いられるらしく、主にアナツバメ類の唾液腺からの分泌物からできている。(海藻と唾液を混ぜて作った巣という俗説は正しくなく、海藻は基本的には含まれないとのこと。)タンパク質と多糖類が結合したムチンが主成分であり、タンパク質と共に糖質の一種であるシアル酸を多く含み、古くから美容と健康によいとされている漢方食材でもある。元末明初頃に中華世界に知られるようになり、清代になるとフカヒレや乾しアワビと並ぶ高級中華食材として珍重されるようになったようだ。

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