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雑穀ごはんとハイジに白パン

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毎日も食べてられない…というか基本的には白米が好きなんだけど、最近、週に一度はこの雑穀ご飯を食べてる。雑穀ってなかなか手に入らないのかと思ってたら案外そうでもなくて「ふつうに炊ける十種雑穀」っていう一回分ずつパックになったものが最寄りのスーパーなんかにも置いてあって求めやすくなってる。

この十種雑穀には、黒米・くこの実・アマランサス・そば・黒ごま・はとむぎ・とうもろこし・黒豆・小豆/緑豆が入ってて、白米3合に一袋(30g)を混ぜていつもどおりに炊けば出来上がる。で、わたしはこれに発芽玄米と押し麦をプラスして炊いている。
押し麦っていえば、磯釣りでチヌを釣る時とかの撒き餌(まきえ)に混ぜたりして使ったりもするらしいんだけどネ。

黒米とかが入った十種雑穀を入れると、9割が白米であるにもかかわらず、炊きあがると色が真っ黒でビックリする。でも、色が黒くなるから麦を少々多めに入れてても目立たない。だから食べるときにも、あぁ今日は雑穀ご飯なんだってあきらめ?!が付く。ところが白米に押し麦だけを混ぜて炊くと、それが少量でも、押し麦の粒の中央に茶色いスジが入ってるから炊きあがると、色は白いのに、なんだ…今日は麦飯かぁ…と、こうなってしまう。

健康的だってことはもちろんだけど、だからというだけじゃなくて、食べても香ばしくておいしいと思うから、わざわざ雑穀ご飯を作るんだけど、この雑穀ご飯を見るといつも思い出すのがハイジの白パン。ペーターのおばあさんはいつもこんな色付きの硬いパンを食べていたよなぁ…クララやロッテンマイヤーさんたちは、白米だけで炊いた真っ白いご飯のような柔らかい白パンをいつも食べてたけど。

ハイジの世界のようにむかしの日本でも、お金のある家では白米を食べることができていたけど、そうでない家庭では、こうした雑穀(アワやヒエ)などを主食としていた。年に一度、正月に口にできるかどうかの白米というのは、ハイジがフランクフルトからお土産に持って帰って来たときにだけ食べられる白パンそのものだ。

今の雑穀は当時とは比べ物にならないくらい整備されていると思うが、それでも、白米だけの白飯じゃない雑穀ご飯を食べるとき、ハイジの白パンのことを思い出し、なぜか白飯が食べられることに感謝してしまう。好き好んでわざわざ雑穀を買って来ているにもかかわらず。
ちなみにこの雑穀ご飯、酢を合わせてちらし寿司にしたり、具を色々入れて味付けして炊き込みご飯にしたりすると、雑穀が苦手な人にもムリなく食べれると思う。うちではよくそうする。ただ、玄米は消化があまりよくないということもあるようなので、胃腸の弱い人には不向きかも。